リールが故障?オーバーホールのタイミング

こんにちは!リールオーバーホール専門店gearshopです。
本日はオーバーホールのタイミングについて書こうと思います。

「皆さんはいつオーバーホールをしていますか?」

実際にSNSのコメントやDMなんかでもいつかしようと思います。というコメントをいただきます。
そのタイミングっていつでしょうか?
実際必要ないタイミングでは、オーバーホールはしなくてもいいと思います。
そもそも自分でやる人を除きギアを見たり、ベアリングを見たりするわけではないので、タイミングって難しいですよね。
タイミングを見極める方法がいくつかあるので、今回はそれを紹介していきます。

もし、当てはまる方がいればオーバーホールを検討してみてください。

①動かなくなったら

  • ハンドルが回りにくい。
  • ドラグが効かない
  • ハンドルが逆転する。
  • 飛ばない


など明らかに釣りをすることに支障が出るレベル
これはパーツ交換を伴うような損傷が起きている可能性があります。即座に使用を中止しオーバーホールに出してください。
使用が重なるにつれて破損部位が広がっていきます。

②異音がする。

リール使用中に指先に伝わるものや明確に音がなるものなど症状は様々ですが、明らかなノイズが発生している状態です。
これは、回転系パーツの摩耗を伴う症状でオイルやグリス切れ、ベアリングの消耗を指し示すことが多く、放置すると各主要パーツの破損へと直結します。
実は持ち込まれるリールで最も多いのがこのタイプ。しかも少しだけ気になりましたと、さほど変化を感じず持ち込まれることも多数。実はとても怖い状態です。

③イベント発生

  • リールを落とした
  • リールを水没させた
  • リールを踏んだ
  • 根掛かりを強引に外した


などイベントが起きた場合は何かしらの不具合が発生している可能性があります。使い続けることで大きな損傷を招くことがあります。近年各メーカーとも防水性能の向上を図っていますが、水は入ります。いろんなところから水の侵入はありますので、水につけたらオーバーホールと覚えておいてください。
意外と盲点なのが、リールの水洗いと記念撮影時の水没です。
SNS等でもガッツリ水没している写真をよく見かけます。

④使い始めて2年

オーバーホールは毎年した方がいいと思いますが、現実的に毎年って難しいですよね。
そこで2年というタイミングを1つのタイミングとしておすすめします。
もちろん使用頻度によっても変わりますが、グリスが変化したり、オイルが抜けたりと摩耗が起きているリールの多くは1年から2年くらいのリールに多いです。パーツの摩耗が進むと次のパーツの損傷につながるので、損傷が広がっていきます。交換パーツも多くなるので、このタイミングがいいと思います。

まとめ

オーバーホールのタイミングは以下の4点

  1. 動かなくなったら
  2. 異音がしたら
  3. イベント発生
  4. 使い始めて2年

オーバーホールのタイミングを見極めるためには、きっかけを利用することが大切です。
先日アンケートをとった時に3割の方が違和感を感じていました。さらに2割は絶対に修理が必要だと思っていました。
つまりは、5割の方が愛用しているリールのオーバーホールの対象だという驚異的な結果でした。
あなたのリールはいかがでしょうか?
相棒であるリールを長く使って楽しいつりをしてください。

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