
こんにちはgearshopです!
リールのメンテナンスは釣りを快適に楽しむための重要な要素です。
リールの不具合の原因を理解し、適切な修理方法を知っておくことで、トラブルを未然に防ぎ、大切な釣果を逃さずに済みます。
今回は、リールに発生する代表的な不具合とその原因、そして具体的な修理方法について詳しく解説します。
リールの代表的な不具合とその原因
ラインが絡まる
原因:スプールの不適切な巻き取り、ラインの劣化や汚れが主な原因です。
修理方法:定期的にラインを交換し、スプールを適切に調整することで防止できます。特に、ラインの劣化を防ぐために、使用後はしっかりと清掃しましょう。
最近ではラインローラーの動きが悪いとライントラブルや飛距離低下を招くことがわかっています。ラインローラーの点検もかなり重要なポイントです。
ドラグが効かない
原因:ドラグワッシャーの摩耗や汚れ、水の混入、油分の付着が原因となることが多いです。
修理方法:ドラグワッシャーを清掃または交換し、定期的にメンテナンスを行うことが効果的です。
リールの洗浄によって不具合が起きている個体がとても多いです。水の混入により本来のドラグ機能が失われている可能性も・・・。ドラグが出にくくなったり、緩くなったりするのは一度ドラグ部分のメンテナンスを受けてみてもいいかもしれません。
ハンドルの動きが重い
原因:ベアリングの摩耗や汚れ(錆も含む)、潤滑油の不足が主な原因です。
修理方法:ベアリングを洗浄または交換し、適切な潤滑油を追加することでスムーズな動きを取り戻せます。
シャリシャリ音がなったり、キュルキュルした音がなったりしている場合はベアリングの可能性大です。放置するとギアの異常やボディの異常につながるので気づいたら早めのオーバーホールがベストです。
ギアの異音
原因:ギアの摩耗や破損、内部に異物が入っていることが原因です。
修理方法:ギアの点検と交換、内部の清掃を行うことで異音を解消できます。
ギアイオンはゴリゴリや、ハンドルのガタが症状として出る場合が多いです。
交換が必要なものから調整で治るものまで様々です。新品でも起きることがあるので、早めに対処しましょう。
ブレーキの不具合
原因:ブレーキシステムの摩耗や調整不良が原因です。
修理方法:ブレーキシステムを適切に調整し、必要に応じて交換することが重要です。
最近ではオイルのつけ過ぎが原因の場合もあります。
ブレーキ周辺へオイルが混入すると滑ってブレーキが効きにくくなる場合があります。
ハンドルの逆転
原因:逆転を防止するパーツ(クラッチ)への異物の混入や破損が原因です。
修理方法:クラッチの洗浄やパーツ交換が必要です。
最近では洗浄によってオイルや異物がクラッチに入り滑っていることが多いです。ダイワリールは直上にマグシールドが入っておりそのオイルが混入しているものもあります。オーバーホールやパーツ交換が必須です。
リールのメンテナンス方法
定期的な清掃と潤滑
リールのメンテナンスとして、外部と内部の定期的な清掃と潤滑油の追加が必要です。特に海水釣りの場合、塩分が付着するため、使用後の洗浄が不可欠です。ただし・・・。洗いすぎはダメ!近年防水性は高まってきていますが。ずっと水に浸かったり強い水圧に耐えるような作りにはなっておらず洗い過ぎによるリールの破損がとても多いです。
専門ショップでの点検と修理
自分でメンテナンスを行うのが難しい場合は、リールの専門ショップで点検と修理を依頼することをお勧めします。当店では、経験豊富なスタッフがリールの不具合の原因を的確に診断し、適切な修理方法を提案します。
当店もオーバーホール専門店です。何かご質問や不具合があればお気軽にお申し付けください。

まとめ
リールのメンテナンスを怠ると、様々な不具合が発生しやすくなります。定期的なメンテナンスと適切な扱いを心がけることで、リールを長持ちさせることができます。リールの不具合の原因や修理方法についてお困りの際は、ぜひ当店の専門スタッフにご相談ください。お客様のリールを最適な状態に保つお手伝いをいたします。